第六十三夜 悲しいお知らせ
- element golf
- 5月15日
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三浦技研創業者である三浦勝弘会長ご逝去の報に接し、心よりお悔やみ申し上げます。
突然の訃報で驚きましたが、それよりも本当に残念で悲しいお知らせでした。
会長のことですから、まだまだ新しいモデルへの構想に意欲を燃やしておられたのではないかと思っていたのですが・・
日本で名匠と謳われている方は沢山おられますが、国内はもとより海外の方々からこれほどリスペクトされている職人は会長くらいしか思い浮かびません。
新旧それぞれの時代を巡って、往年の名プレイヤーから現役のスター選手まで長きにわたって愛された本当の名匠だと思っています。
一昨年にお客様ご一行と本社を訪問した際の様子です。
この頃はまだマシンの前に座っておられましたが、やはり長時間の研磨はお疲れのようで一日数時間程度の作業だったと記憶しています。
それでも力強く握手もしていただき、神の手にも触れさせていただきました。
私にとって会長は神様というよりは鉄人といったイメージが強く、いつまでも意欲的に「もっと良いものが出来ないのか」とずっと挑戦を続けていたしそれが終わってしまうイメージが浮かばず・・
しかしながら天国でも会長が叩いて削ったアイアンで皆がゴルフをしているような気がしてなりません。
会長、どうぞ安らかに永眠されますよう心よりお祈りいたします。
令和7年5月15日
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