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第六夜 チューンアップ⑤

任意のスパンによる基準点でのシャフト全長における数か所および軸周り360度の硬度を計測します。

ゴルフギャレーヂ製 マルチシャフトアナライザー

シャフトへの負荷をシャフト径やテーパー度合いなどに左右されずに「ゼロ」地点から加重できますので、多種多様なシャフトに対し同一条件下での高精度な計測が可能です。

シャフト硬度計測には「片側支持」による振動数計測が一般的ですが、クラブ長やヘッド重量、しなり調子の影響を受けて変化する為にセット間での同種シャフトの番手毎の比較や同じようなしなり調子のシャフトの比較としては有効な手段ですし、プレイヤーが感じる「硬さ」を数値化する手段としても有効だと言えるでしょう。


当店では加えて、「両側支持」により、外来の影響を受けないシャフト固有の硬度を単体の状態と、狭いスパンでもシャフトを傷めることなく自在に荷重量を設定できる使用機材のおかげで、クラブの状態でも計測します。


シャフトシルクを合わせて装着されたクラブを計測しますと、番手毎にフローしていく振動数に対し(そうでない物も多数ありますが)、定点で計測された硬度は必ずしも同じような状態でない、殆ど変化なし、逆転している、などの面白い結果が見受けられます。

シャフト個体差などを差し引いても無視できないポイントと言えるでしょう。

これはシャフト軸周りの硬度が一定ではない証であり、正常なトリミングとシャフト向きの決定により振動数を交えたクラブとしての硬度をバランス良く仕上げる必要性を示唆しています。

勿論、装着のノウハウや計測基準点、向きの決定は独自のものですし、単純にこの硬度をこの向きに、と言う訳でもなく複雑なパズルを経ていますので、当店が考える「ベストな状態」とお考え下さい。

結果、シルクは仲違いをしているかのように色々な方向を向いてしまいます。

美的センスがこの状態を許さない方は事前にご相談下さい。

最近ではこのような状態のクラブが当店にも多く持ち込まれますし、練習場などでも見かけるようになりました。 多くの工房やショップが手間をかけて頑張っているのは良いことですし、嬉しくもおもいます。 ノウハウも多種多様なのがまた、面白いところです。

まだつづく・・  

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