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speakeasy!

第五十夜 2021年振り返り

皆様のおかげを持ちまして、今年も無事に全ての作業を終えることが出来ました。

この場をお借りして厚く御礼申し上げます。

そして恒例の振り返りなどを、と思いましたが何と丸1年更新しておらず年末にまた反省を繰り返しております・・


今年も、ですが良くも悪くもコロナ禍の影響で慌ただしくそして神経を尖らせた1年ではありました。

皆様におかれましては、店主同様に昨今の情勢や生活様式に少し慣れてきた感はあるのでしょうが、こと日々の営業については以前との勝手の違いに日々翻弄された1年でした。

需要と供給のバランスが大きく崩れ、以前とは異なる様々な手法や決断を余儀なくされてしまうことも多々見受けられました。


それでもネガティブな事ばかりではありません。

昨年から更に熱を帯び続けている、コロナ禍に於ける娯楽としてのゴルフは急激にその人口を増やしているのと同時にカムバック組も同じく増え続けています。

例年になく初めてご来場いただいた方が多く、また面白いことに「あら、お久しぶりですね!」のセリフが思わず出てしまう方々のご来場も多数見受けられ、また例年とは違う雰囲気の賑わいがありそれはそれで喜ばしいことではありました。


では早速振り返りです。

今年最高の話題といえばやはりこれ、「松山プロ、マスターズ優勝おめでとうございます!!」に尽きるのでしょう。

このお題がある限り普段であれば話題に上る出来事などもどうしても霞んでしまうのではないでしょうか。

古くからのゴルフファンであればあるほど涙腺崩壊を避けられなかったのでは?

数多の名日本人プレイヤー達が超えられなかった壁を、しかも舞台はオーガスタなのですから。

とはいえ松山プロと言えば8年連続でPGAプレーオフに出場、世界の上位30名をキープし続けている事実だけでも物凄いことなのですが、やはりメジャーチャンプの看板は更に彼を押しも押されぬ猛者達の仲間入りを決定づけた事になりましたね。

経済効果も大きく、使用メーカーは今年度更にもう一人メジャーチャンプとの契約が発表されましたから国内外での人気が予想され、メーカーサイドの方々も積年の苦労が実った素晴らしい年になったことでしょう。

そして彼の背中を追いかけて更なる日本人メジャーチャンプ誕生への期待も膨らみます。

以前から問題視されていたフィジカル面も華々しい前例が生まれましたので、これはモチベーションの持って行き方に大きく影響するのではないでしょうか。

ま、松山プロは”デカい”ですけど・・


今年のヘッドパーツについて、特に言及すべきことは無いのですがナショナルブランドに至っては年々ドライバーの飛距離性能が上がり続けて来年には平均500ヤードを超える勢いです。

シャフトではVENTUSの強さが光り、そのままにNXも好調の流れを維持していますね。

スイングメソッドにある一定の定義が生まれたことと昨今のヘッド特製の考察も相まって、シャフトにも流行りが生じるのは面白い現象です。

ただしあくまで流行りであり、歴史を紐解くと滑稽なほど一定のサイクルで流行りが使い廻しされる業界ですから、皆様にはどうかご自身に見合ったパーツを見つけて頂ければと思っています。

4スタンス理論が熱を帯びていた頃はグローブサイズ26の方がレディースグリップを希望されたり、最近ではとにかく太いグリップなども大流行りでした。


クラブメーカー、いわゆる地クラブの世界ではナショナルブランドに奪われたシェアを取り返すべく独創的なパーツも多数発売されました。

少しづつですが地クラブへの回帰も多々感じられるようになったのは店主だけでしょうか。

各メーカーはこのコロナ禍でも良いものを、オリジナリティに溢れたものをと頑張っています。

地クラブの雄とされているメーカーに少し元気がないのが気がかりですが・・


さて深刻な一部のパーツ不足ですが、主に米国メーカーによる供給不足が国内メーカーの供給も圧迫して来年もこの流れは続く見通しです。

殆どのパーツが電話1本で翌日には手配できた頃が懐かしくさえ思えるこの頃です。

当店としては主にシャフトについて、出来るだけ直進性の高い商材を用いることをお約束している以上、例年以上に極力在庫を抱えて良い商材をご提供出来るよう心掛けているのですが如何せん半年以上も入荷のないパーツや歯抜けでしか揃わずセット出来ないシャフトもあるのが実情です。

お客様には「このシャフトでないと駄目!」という方も多く、ノーメッキのウェッジを半年以上寝かせているものもあります。

緩やかに、本当に緩やかで良いのでこの状態が解消されることを切に願っています。


当ページに於いて、サイトの不具合により過去の記事が閲覧出来ない状態が続いておりましたが現在は復旧しております。

皆様にはご迷惑をお掛け致しましたが、この正月休みの暇つぶしにお目通し頂けると幸いです。

店主も改めてざっと目を通して見ましたが一夜目からの思いと決意は変わらず作業が出来ていることを確認して内心ホッとしているところです。

開店から10年が経とうとしていますが、慢心・慣れによる質の低下が顕著に現れる時期でもあると考えています。

毎度怒られていた勉強中の頃を思い出しながら更に気を引き締め、来年も皆様のお力になれればと思っています。


最後に恒例の今年最後の納品をご紹介させていただきます。







<EDEL EAS 2.0 & 4.0>









<三浦技研 TC-101 × N.S.PRO MODUS 120X × LIFATH 1.8>











<PROTO-CONCEPT C03 & JUCIE tH Wedge × N.S.PRO 950 GH Neo × LIFATH 1.8>









<三浦技研 TC-101 TYPE-R × N.S.PRO MODUS 120X × ELITEGRIP Y360S M60R>




12月はアイアンセットの作業が非常に多かったですね。

そして今年は掲載のEDELとPROTO-CONCEPTの問い合わせと作業も多数いただき、改めてYOUTUBEやSNSなどの影響力の大きさを実感した年でもありました。

時代ですね。

スイングとクラブ各所の動きが可視化されるようになり一方では理詰めの、他方で常識に捉われない様々なチャレンジも可能になりました。

ゴルフ人口の増加も含めて来年以降ますます業界は面白くなっていくことでしょう。

勿論、この増加傾向が未来永劫続くことはなく皮肉にもコロナ禍の終息と共に減少していく事は容易に想像できますがそれでもそのうち約1/3の方々がゴルフの魅力に取りつかれてしまうことでしょう。

それでいいのです、それでも+ですからゴルフ工房にとっては幸せなことですから。


来年も様々なシーンでコロナ禍と向き合いつつ共存しなければならない日常は続きますが、どうか皆様におかれましては素晴らしい新年をお迎えくださいますよう心より願っております。

来年も何卒宜しくお願い申し上げます。



2021年12月31日