緊急事態宣言が解除されて、街中にも幾分ですが活気が戻ったかのように見受けられます。
新しい生活様式を受け入れつつ、この非常事態と上手く付き合っていかなければならない時代に移り変わろうとしています。
STAY HOME ! の意識も徐々に薄れていきますが、まだまだ夜間・休日の外出を控えておられる方も大勢いらっしゃるのでしょう。
このページがそのような方々への少しでも暇つぶしになるのであれば幸いです。
店主は現在、愛知県民だからなのか「暇つぶし」を「ひつまぶし」と誤タイピングしてしまいます。
もしくは身体が鰻を欲しているのでしょうか・・
店頭に並んでいるゴルフクラブはどれも同じ、皆さんが頭の中で思い浮かべる形状をしています。
しかもピカピカですね。
隠れている部分や測ってみると大きく規格から外れている部分などは当然のことながら表面上だけでは把握しようがありません。
量産品であるが故のコスト削減、工業製品であるが故の公差は致し方なく、逆にこのような価格で店頭に並べることができる企業努力を褒めたたえるべきでしょう。
厄介なのはどのような状態であれ、そのままボールを打ててしまえるという事実と疑う余地のない信頼感が結果を伴わないストイックな練習を誘発してしまいます。
一部のゴルフ工房で提供されるカスタムクラブも同じです。
大半の方がそのようなところに疑問を抱いていたり、ストイックに練習に打ち込みたいからとゴルフ工房を訪れる訳ですから、その思いには必ずお応えしなくてはいけません。
そのための対価をいただいているのですから。
等価交換の原則、に基づいて作業に対する対価をいただく訳ですが、理想としては対価以上の結果や効果をもたらすことが望ましいのであり、対価以下の結果に「儲かった!また買ってくれるぞー」とほくそ笑んでいるメーカーやショップはまずおられないと思いますが如何でしょう?
メーカーやショップへの信頼感は人それぞれ様々ですが、抜けない・折れない安心感、正確な数値管理、適切なアドバイスや提案、無理難題への対処など必ずポイントがあるわけです。
人柄による人間関係もあるでしょう。
それでもやはり一番大事なのは見えない部分への配慮だと断言できます。
一言で見えない部分と言いましても、目視だけでは分かりようがない所も含めれば実に多項目に渡ります。
表面上の見た目もカスタムクラブの立ち位置としては大事なことなのですが、そこは当たり前で何ら特別なことではありません。
配慮には特別なウルトラCは必要なく、基本に忠実に丁寧に、起こりうる不具合の原因を理解していれば難しいことではありません。
ここを抜きにしては対価をいただけないのです。
わざわざ足を運んでこられた方々に失礼であり、その作業と概念を教えていただいた方に申し訳が立ちません。
と、偉そうに色々と言いたいことは山ほどあるのですが、今回は当店で実際の別注クラブ製作の内容を簡潔にではありますがご紹介させていただこうと思います。
お見せ出来ないところもあるのですが興味のある方もおられるでしょうし、DIYでの作業に於いて何か参考になればとも思います。
特別なことは何もないのである意味色気のないひとり言みたいなものですが・・
ご来場いただく方々を裏切らないための自らの戒めとしての意味も含みますので良い機会かもしれません。
今回のひとり言は複数回に渡ります。
※前述の教えて頂いた方の記事がゴルフ用品会のGEWに掲載されていますので、どうぞご一読いただければ幸いです。
荒波を超えてきた方の言葉には重みがあります。
トップ画の怖そうな方が師匠の中井氏で、お隣はお嬢さんですね。
彼女が学生の頃からお世話になりましたが、見た目とは裏腹に肝っ玉の据わった素敵な女性です。
業界初?かは分かりかねますが、女性店主による本格ゴルフ工房の誕生が楽しみですね。
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