皆様、ようこそSPEAKEASYへ!

エレメントゴルフ店主の村上と申します。
こちらのページでは当店の作業内容、店主の考え、日々の作業を通じての気付きなどを
気がむくままに綴っていきたいと思います。
時代が移り変わろうとも、作業に対する基本姿勢や理念はスタート時と何ら変わりなく真っ直ぐに我が道を行く、という決意表明でもあります。
たまには当ページを覗いていただき、当店を少しずつご理解いただければ幸いです。

第三十七夜

2019/12/31 8:34 に element golf が投稿   [ 2020/01/15 0:14 に更新しました ]




第一夜        2012/03/27

第二夜                 03/30

第三夜                 04/02

第四夜                 04/16

第五夜                 04/19

第六夜                 05/05

第七夜                 05/27

第八夜                 06/16

第九夜                 06/20

第十夜                 08/17

第十一夜             10/29

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第十七夜              09/21

第十八夜     2015/03/11

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第二十六夜          08/07

第二十七夜          08/13

第二十八夜          12/01

第二十九夜          12/30

第三十夜     2018/03/13

第三十一夜          05/01

第三十二夜          09/29

第三十三夜          10/04

第三十四夜          11/16

第三十五夜          12/30

第三十六夜 2019/05/28

第三十七夜 2019/12/31


 

2019年振り返り

2019年が過ぎようとしています。

例年になく暖かい12月ですので、普段であれば店じまいをされる方もゴルフ場に出向いておられるのではないのでしょうか。


さて、毎年恒例ですが年内最後のお客様をお見送りして後、すべての作業を終えてから静かな店内で今年を振り返ります。


あれはあそこをもう少しこうだったかなぁ、いやいや、あれがベストだったはず、そういえば連絡はないけどあの方のクラブは問題ないのだろうか・・など様々な思いが頭を過ぎります。

勿論、お渡しさせていただく時点では最高の仕上がりを自負しているのですが店主の性格もあるのでしょう、もっともっと、次はああしてみようと反省とアイデアに思いを巡らせます。

店をやっている間はずっとこんな感じなのでしょうね。

他店の皆様はどうなのでしょう?


今年の当店についてはまず、”Instagram”を始めてみました。(トップページにリンクがあります)

どちらかといえばビジネスツールではなく、お客様へのご提供品のギャラリーとしての位置づけだとお考え下さればよいかと思います。

コメント機能もオフにしておりますので色気のない投稿ですが、どうぞお暇な時にでも覗いていただければ幸いです。

主に別注品、時々調整品などを撮り貯めしたものを休みの日などに投稿していますので、納品日とは日時が合わずランダムですがその点はご容赦ください。

手持ちの iphoneで撮影しているのですが、本当に難しいものですね。


次に作業内容についてと言いますか、12月になってふと感じたことがありました。

今年は比較的、若いお客様が多かったような気がします。

作業内容は様々で、別注・調整・リシャフトと多岐に渡りますが何といっても皆さん、ゴルフに対してストイックな方が多いと感じました。

ゴルフ人口の減少、若年層のゴルフに対する興味の喪失などが何かと話題に上がりますが、中々どうして若い方も精力的にゴルフに取り組んでおられます。

前述のような業界の見解ですから、そんな世の中でもゴルフに勤しんでおられる若い方々だからこその事象なのかも知れませんが、本当に嬉しく思っています。


そして何となく話が続いてしまうのですがゴルフ業界としての今年は何といっても"ZOZO" だったのではないでしょうか。


LPGAの盛り上がり、ドラマ感は物凄いものがありましたが店主はやはり男子ですし、一応は端くれですが業界の発展を願って止まない立場としましてはやはり"ZOZO"でした。

生タイガーがマキロイが、そして松山プロが日本のゴルフコースで鎬を削るという一生に一度有るか無いかのイベントが何と6年間も!

勿論、出場選手の変動は開催年次毎にあるのでしょうが本当に楽しみな試合が加算されたことになりました。

その中で痛烈に感じたことが、「ギャラリー数が桁違い!!」


PGA & JGTO の共同主管であり、PGAのスター・レジェンドと松山プロが一堂に会する訳ですから至極当然なのですが、それにしても日本にもこんなに予備軍も含めたゴルフ人口が存在していた事実を目の当たりにしてしまった訳です。

比較対象とはなり得ないのかも知れませんが、PGAの興行手法や悪天候時の対処方法などは多いに参考にすべき点があったように見受けられました。

未経験者や初心者に優しい変則ルール、時短・短縮プレイなど??な打開策を試みてみるよりも、もう少し主役 (役者?演者?) にスポットを当ててみてはどうなのかと疑問を感じ得ませんでした。

当店にもプロゴルファーが来場されますが、彼らの打球を目の当たりにすると本当に驚きを隠せません。

魅力が、華がなどと囁かれているようですがもっと "プロゴルファーたる所以"をクローズアップ出来ないものでしょうか。

運営に関しては素人の戯言ですが、時間をかけてゴルフ人口問題に取り組んでいただきたいと、そして業界のそして業界の発展を願って止みません。


こちらも恒例になりましたが、本年最後の相棒達をご紹介させていただきます。


MODART SD WEDGE × MODUS SYSTEM3 & WEDGE 125



MODART CBC T60 × KBS S-TAPER



KAMUI TP-X kai × FIRE EXPRESS PROTOTYPE-V



EPON AF-905 HYB × UST ATTAS EZ



RomaRo Ray TYPE-R UT × N.S.PRO 950GH Neo



今年も大勢の方々にご来場いただき、また新しい出会いに恵まれましたことをこの場を借りまして厚く御礼申し上げます。

来年のオリンピックイヤーと共にゴルフも更に盛り上がって頂きたいものです。

当店は更なる技術向上に努め、そのお手伝いが出来ればと願っております。

皆様、どうぞ素晴らしい新年をお迎えください。



令和元年 12月 31日

第三十六夜

2019/12/16 4:06 に element golf が投稿   [ 2019/12/16 4:24 に更新しました ]




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第三十四夜          11/16

第三十五夜          12/30

第三十六夜 2019/05/28


 

BLACK SHEEP

皆さんのバッグの中に黒羊がいるのであれば、それは割と大きな問題であり、ともすれば上達を妨げている要因かもしれません。

BLACK SHEEP」= 厄介者、のけ者、変わり者、など色々な解釈で表現されますが基本的にはネガティブな意味合いで使われる事が殆どです。

※店主の自己紹介ではありません。

映画や歌などにもよく使われる事が多く、最近では某アイドルグル―プでも熱唱されていましたがこのネガティブな表現をポジティブに捉えるような使われ方も多いようです。

他人は他人、自分は自分、そのままで良いんだよ・・などでしょうか。

ポジティブに捉えるならば個性的とも言えますし、歴史を紐解いて見ても後世に名を残すような方々は黒羊タイプが多いのも事実だと思います。

しかし、残念ながらゴルフクラブに於いてはやはりよろしく無い影響を与えてしまう事になるでしょうし、極力排除もしくは更生させるべきであることは間違いないかと考えます。

黒羊は様々な形で皆さんのバッグの中に潜んでいます。

 


 


アイアンセットについては何故か違うシャフトが入っていたり番手別で装着されていない、グリップが違う、太さが違う、ロフトがライ角がなどなど。

全体を通して見れば1本ないしは数本があからさまに動き、硬さ重さが異なるなども良く見受けられる事例です。

最近の作業ではこのような事例も・・


 


懐かしいヘッドです。

2001年製造のモデルですが、比較すると最近のヘッドは随分と易しさを感じてしまいますね。

こちらのクラブ、PWだけが被って見えてしまい打ち辛いとのこと。

違和感のままに打つと左を嫌って右へ、開いて打つとこねてしまい左へ、と言った症状の御様子。

なるほど確かに初見では若干ですが被って見えます。

少し刃(リーディングエッジ)が下がっている感じですね。

でもほんの少しですが・・

  
※9番とPWとの比較

割とボール位置を右に置かれる場合、視覚的にはその部分が強調される傾向にはありますからその辺りを踏まえて作業をお受けさせていただきました。

ここで重要なのは、単純に刃を出す作業(FP値の調整)なのでは無くまずはロフトとライ角を基準値に合わせてから後に本題の作業に掛からないといけません。

ロフトが大きく動けばFP値も変化しますので、場合によってはロフト調整のみで解決してしまうこともままあります。

ライ角もしかり、FP値には直接関与しませんが、見え方がやはり変わってきますのでこちらも同時に調整してようやくスタートラインに立てます。

さて、まずは作業前の測定結果です。

9番 ライ角61.8度 ロフト41.8度 FP 4.3mm

PW ライ角63.0度 ロフト46.5度 FP 3.9mm

PWのFP値を4.5mm程度には調整したいですね。

標準ロフトの47度に曲げても4.0mm~4.1mm程度の変化ですから、この時点で改めてFP値調整の作業を必要とすることが決定します。

そしてライ角も統一感がありませんので、ソールの当たり具合と実際の出玉の結果から、9番 62.0度 PW 62.5度で整えていきます。


     

     



画像では伝わり辛いのですが随分とスッキリしました。


 

9番 ライ角62.0度 ロフト42.0度 FP 4.3mm

PW ライ角62.5度 ロフト47.0度 FP 4.5mm

勿論全ての番手を整えて後に無事納品となりました。

その後のご報告ではPWの不安が払拭されたのか、得意クラブに格上げとなったそうです。

こちらの方にとってはPWがどうやら黒羊だったようですね。

類似の作業がありましたのでもう一点お付き合いを・・

次回の更新も未定ですので固め撃ちさせていただきます。

当店とのお付き合いも長いお客様、ずっと三浦ユーザーでして現在はこちらのアイアンを#5-PWで御使用中です。

 

先日、UT代わりにこちらのアイアンを2本投入されました。

 

新製品のこのアイアン、ストロングロフトで深いキャビティ、そして小さめのFP値が特徴です。

グース感が気になりますが、ここは実戦投入の結果次第ですからまずはそのままで、ただし既存のアイアンセットの流れを汲み、重量別注とソール刻印(#4 #5→#3 #4)も別注で。

この手のアイアン、無闇矢鱈と刃を出したがる方が多いと推測されますが、設計コンセプトを鑑みて少し慎重になるべきだと思うのです。

出玉に割と大きな影響を与えますから、出来れば試打をしっかりと行った後にどうぞご検討下さい。

当店にはFP値違いの試打クラブの用意がありますので、ご興味がおありでしたら是非ご相談ください。

1~2本であれば後調整もコスト面も含めて割と安易に出来ますが、全番手となると費用がかさむ上に綺麗に出来る保証もありませんから、オーダーの段階できっちりと煮詰めることが大事だと思います。

さて、話がそれましたが結果論として悪くは無いけどやはり視覚的にアイアンとのつながりをもう少し調整されたいとの事ですので、アイアンセットのFP値を考慮しながら、且つ右にボケては困るので、現状から1mm程度FP値を大きくする事になりました。

  

現状で#3 #4共にFP値は1mmになっています。

これらを2mmを目標に作業開始です。

  

きっちり1mm刃を出しましたが、中々よい流れでつながりにも全く違和感のない結果となりました。

  

(作業前)               (作業後)

因みにこの作業はある意味、スクラップ&ビルド的な作業になりますので少し限定的な部分が発生します。

軟鉄鍛造であること、素材によってはソフトステンレスも可能ですが原則お受けいたしません。

そしてメッキのしわ、割れ、当たり傷なども発生する事がありますのでどうぞご了承ください。

今回は話が少し偏りましたが例えばグリップ、割とバラバラなままで使われている方が結構多いですね。

素材による質感はまだしも、太さ等が極端に違う場合はまずよい結果になりません。

摩耗や劣化によりグリップ力が低下しているものも非常に悪影響を与えます。

セットとして機能している道具ですから、原則としてどの部分にも違和感あって良いはずもなく、違和感があればまだ良いのですが違和感を感じずに結果だけが芳しく無い状態はもっと達が悪いのかもしれません。

皆さんのバックの中に黒い羊はいませんか?

対処法は2つ、黒を白にするか全部を黒にしてしまうかです。

競技シーズンが始まりました。

同じカラーのクラブ達でスッキリと違和感なく、どうぞ存分にお楽しみください。

第三十五夜

2019/12/16 4:05 に element golf が投稿   [ 2019/12/16 4:38 に更新しました ]




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第三十五夜          12/30

第三十六夜 2019/05/28


 

2018年 振り返り

2018年の終焉も近づき、新しい年を迎えようとしています。

当店のような小さな店は毎年が激動の1年なのですが、来年は色々な方面で更なる激動が予想されるのではないでしょうか。
消費税改正、改元、オリンピックも近いです、何より我々ゴルファーにとっては数年振りのルールの大改正が施行されます。

大改正と言いますか要所に大胆な改正・改定があり、いやー攻めましたねーと言ったところが素直な感想です。
ともあれ始まってみない事には思惑通りの効果があるのかは分かりませんので、ここは楽しみが一つ増えたと言うことで期待したいと思います。


 


毎年の恒例行事ですが、年内営業最終日に今年の振り返りを行っています。
静かな店内で一人物思いに耽るこの時間を実は物凄く大事にしています。
色々と印象に残っている方は多いのですが、生涯初めてゴルフ工房に出向かれてアングルの調整後その違いに大袈裟なほど驚嘆されたあの方や、遠方からお越しでストイック過ぎるほどに決意を新たにセットを新調されたあの方、目標に向けての少し先を見たクラブをリクエストされたものの不安で不安で何度も足を運びながら相談を重ねて約3カ月ほどの期間を経て無事に納品させていただいたあの方など、眼を瞑れば沢山の方々が想い浮かんできます。
そうそう、御自分は年代物のクラブを大事にお使いなのに競技に熱心な奥様には最新のギアをプレゼントされたあの方の、奥様のクラブが出来上がった時の何とも言えない嬉しそうな笑顔も忘れられません。
もちろん良い話と記憶ばかりではなく、つまらない失敗や手直し、ニーズに直結せずに至らなかったことなど反省点も山のようにあります。
この仕事が出来なくなるその日まで恐らくは反省の繰り返しなのでしょうが、そこはポジティブに伸び代があると捉えていくべきなのでしょうか・・

業界自体は相変わらず冷え込んでいるとの話ですが、ことゴルフ工房に関しては地に足を付けて実直にそして更なる技量の習得に励み、されど最新のニーズには常に敏感であれば成立っていくのではないかといつも考えます。

しかしながらまるで競い合うかのように最新ギアの販売数を増やしているだけでは、ニーズに応えているようで実は間違った方向にゴルファーを導いているような気がしてなりません。
ニーズも様々ですからそれはそれで良いのかもしれませんが・・

今年でヘッド、シャフト共にある種の流行り傾向が根付き、もう少しその流れが続くのかなと感じています。
ヘッドに関しては過剰な低スピン合戦は終焉を迎え、テクノロジーのお陰でしょうか飛距離を落とさずに安定志向(適スピン)を確保することが実現されつつ各メーカーは更なる飛躍を狙っているのでしょう。
1W用のシャフトでは大いに飛距離が伸ばせる、意外や方向性も確保できると軽くて軟らかい、良く動くシャフトも台頭してきました。
古くからその考えと商材はあったのですが、素材と製法の革新により比較にならないほど良く出来ているのが最近のシャフトだと思います。
それでもスイングやプレーのスタイルなどは千差万別ですから、全ての方にマッチする訳ではありませんし、その重量も含めて、その他のクラブに悪影響を与えないことが大前提ですからなかなか難しいものです。
来年は重・軟などが台頭してくるのでしょうか?
重・軟・短なども視野にいれて動いているメーカーもおられるかもしれませんね。

皆様、今年はどのような1年だったでしょうか。
今年も沢山の方々にご来場いただきまして本当に有り難うございました。
このような場で恐縮ではございますが、深く御礼申し上げます。
愛想を尽かされぬよう日々精進を忘れずに技量を磨いていきたいと思いますので来年も何卒宜しくお願い致します。

さて、本年最後に納品されたクラブ達の紹介です。


MODART SD WEDGE T168×N.S.PRO MODUS WEDGE 125×PERFECT PRO XLINE RUBBER M60R



MIURAGIKEN CB-1008×N.S.PRO MODUS 120TX×GOLFPRIDE TVR ALIGN M60X




BUDDY Episode-G×REVE IMPACTBORON REVOLVER DENIM×PALMAX TOUR WAVE M60X

 

Wish you and your family and all golf players the best for 2019 !

第三十四夜

2019/12/16 4:04 に element golf が投稿   [ 2019/12/16 4:40 に更新しました ]




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第三十五夜          12/30

第三十六夜 2019/05/28


 

6回目、そして道具への愛情

今年度の主要競技も残り少なく、そろそろ肌寒くなってまいりました。

先月ですが、第6回モダートSDウェッジフィッティング会が開催されました。
ご来場いただきました皆様にはこの場を借りて御礼申し上げます。

何だかんだで6回目になりまして、月日が経つのは速いものだと改めて実感しております。
今回もリピーター含め、沢山の方々にご来場いただきました。
 

 


           

今回から導入された新兵器です。

 


バンカーマット?ですね。
このマット、中々の優れものでしてマット自体に跡が残る為にショットの際のソールの当たり方と抜け方が一目瞭然です。
ご自身のイメージと実際の軌道のずれなども良く分かり、練習器具としても良く出来ていると思います。
早速、このマットを使用してのレクチャー等も始まったりと今回も充実の内容で無事に終える事が出来ました。


 

こちらの方は今回のレクチャーで何かを発見されたようですね。
非常に熱心に須田氏のお話に耳を傾けられ、たっぷり1時間半ほどフィッティングを行っていただきました。

来シーズンにはきっと素晴らしい花が咲くことでしょう。 


勿論、栃木産のT168ウェッジも試打していただき、フィッティングの結果により姫路産と栃木産のどちらがその方に適しているかなどのお話も興味深いものでした。 

このイベントの度に新しい発見が多々あり、勉強になることが非常に多いです。
道具も含めてショートゲームの奥深さを改めて感じる事ができる素敵な1日でした。
そう言えば、葭葉ルミプロもついにSDウェッジをバッグに・・
目が離せませんね!
そしてこの日は先日の第8回中部ミッドアマチュアゴルフ選手権を見事制しました、見崎和也氏が嬉しいご報告を兼ねてご来場くださいました。


見崎氏はモダートのクラブを使用しておられることから須田氏とは親交があり、須田氏が愛知に来られたタイミングでのご来場です。
丁度執筆中の今日から始まった日本ミッドアマ、是非とも頑張っていただきたくご健闘をお祈りしております。
日本ミッドアマもSDウェッジ使用選手が多々目立ちますね。

ちゃんと仕事してるの?
との声も聞こえてきそうですからたまには作業風景などを。
問い合わせも多いこの類の作業になります。


こちらの格好いいアイアン、買ったはいいがどうにも上手く打てない・・とのご相談です。
素材的に調整代があまり多く無く、形状も独特ですから買い替えも頭を過られたと思いますが買ったばかりだし手を加えてもう少し愛してあげよう!という事になりました。
ロフトの立ったモデルですから5番はご隠居いただいて6番からの作業となります。
なんだか寂しそうな5番アイアンです・・
しかしながら意外にも初めてさわるヘッドですから楽しみですね 


メーカー純正品でN.S.PRO 950GH R シャフトが装着されています。
どうもシャフトがしっくりこないような、そして私見ではシャフト硬度に対してバランスが大き過ぎる、(レングスが長すぎる、もしくはネック内での加重過多)、ライ角が著しくアップライトである、グリップが使用者の手のサイズからすると太い、などこれらを総じて手直ししていくことになりました。

まずは何はともあれシャフトですから、試打を重ねていただいた結果TRUETEMPER XP95 Rシャフトを1番手軟らかくずらして装着することに。
N.S 950もXPも少しバットの太さが目立ちますから、少し細身のグリップをチョイスしていただき、番手ずらしの影響でカット量にも依りますが右手部分が少し細くなることを期待しつつ、下巻きテープも最薄で。

ロフトは標準値に、ライ角はシャフトの再装着後の結果とバラつき如何ですが、現状では1度~1.5度ほどフラットに調整する予定です 

長さはご自身の体型を鑑みて現状からは少し短く、バランスはこのシャフトがストレスなく動く必要最小限からスタートしたいと思います。
その辺りは納品後の結果によって調整していただくのが当店流です。
XPというシャフトの特性(バランスポイントが比較的チップ寄り)と若干軽めのグリップ・下巻きテープの重量などから最小限の鉛テープでの調整でいけると期待します 

さて、諸々の細かい作業内容は割愛させていただきますが、この類のヘッドへの作業を進める中でまずは最初の大事なポイントに遭遇します。
シャフトを真っ直ぐに入れる、と言うことなのですが「何を今更・・」と聞こえてきそうですね。
ホーゼル内径がパラレル・カーボン何でも来いと言わんばかりにドーンと大きく、これを抜けないようにしっかりと接着しつつセンターもきちんと出して装着しないといけません。
工房を営んでおられる方々にとっては特段イレギュラーな作業ではないのですが、それでもやはりその後の作業への影響も考慮してここは気を遣うべきポイントとなります。


メーカー装着時は画像の通り、ガイドの役割を果たす段付きソケットとシャフト先端へのバランサーによって天地でのガイドが出来、比較的容易にセンターが出しやすい仕組みになっています。
空いた隙間はガラス粉を相性の良いアクリル系ボンドで固めて出来上がりです。
良く出来ていますが、ここはやはり工房ですから過剰なまでに長期間の使用に耐え得るしっかりとした装着を施したいですね。

シャフト装着後、ソケットを整えて後に各所アングルを計測します。
同時に仕上がり予定クラブ長をこの時点で決定してから、ライ角も決めてしまいます。
リシャフト前と大きく違わないもののやはりライ角は1度~1.5度程度の調整が必要でした。
ロフトも最大で1度程度の調整が必要と言う結果に。
曲げていきます。







ホーゼルの長さや素材等によってベンディングバーを使い分けます。
今回の内容にこちらのクラブを選んだのは「ステンレスヘッドですが調整出来ますか??」との問い合わせが割と多いからです。
硬いと言われているこのヘッド素材であるSUS630、比較的たやすく曲がるものもあれば腰を痛めるほど頑張ってもあまり曲がらないものもあります。
ただしこの手の素材で簡単に曲がってしまうのは肉厚の薄さも考えられますので、少し怖い部分ですね。
やってみないと分からない所が正直ありますので、その旨お伝えして、破損は免責で狙った角度までの調整も不可である可能性もお伝えして後の作業になります。

結果としては無事に最大1.5度までの調整を終え、狙ったアングルで綺麗に整えることが出来ました。
感覚的にはもう少し行けそうな感じです。
ただ、番手によっては少し危険な感触もありましたからやはりこの類のヘッドは1度までの調整とされた方が無難だと思います。
調整は出来ましたがやはり硬いので、例えば軟鉄のような感覚では曲げれません、と言いますかジワジワ曲げて行くとイヤイヤをするので狙った角度まで一気に負荷をかける感じでしょうか。
例えば身構えさせることなく不意を突くような、例えが分かりにくくて恐縮ですがそんな感じです。
その分、微調整は難しいのですがこれは経験値ですね。

バットのトリミング、グリップ装着、ヘッド重量調整を経て最後の各所測定が終われば完成です。
勿論、クリーニングも忘れてはいけません。

いかがでしょうか?
道具はある意味、愛情と愛着を持って接してあげる事が大事だと考えます。
その方法は様々ですが、より愛情を深めるための手直しは有効な手段ではないでしょうか。

生まれ変わった相棒との益々の御活躍を願っております。

第三十三夜

2019/12/16 4:02 に element golf が投稿   [ 2019/12/16 4:41 に更新しました ]




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第三十六夜 2019/05/28


 

栃木からの便り

いつも文字ばかりの小難しいお題ばかりですので、たまには違った話題でも・・ 
先月の祝日にMODART代表の須田氏がご来場されました。新しい鍛造のSDウェッジのお披露目です。




それならばと、祝日だし暇だし折角ですから近くのショートコースで遊び(仕事)ましょう!ということ で現場での即席試打会となりました。
 

 
始めてお邪魔したコースですが、手作り感満載の6Hで中々に趣向を凝らしたレイアウトで充分に楽しませていただきました。

 2人で4~5球ずつ、色んな所から色々な打ち方を試す時間は本当に楽しく、手つかずのラフや小さくて所々芝がまばらなグリーンでしたが、初心者の頃を思い出しつつ何とも懐かしく、原点に触れたような感じで「これもゴルフだなぁ・・」と考えさせられる数時間でした。
勿論、ショートゲーム日本チャンピオンの妙技も堪能させていただきました。
 
           
          

フェースが空を向いています。 

         
            

そして当然こうなります。


さて新しいSDウェッジですが・・
現行のSDはゆっくりと離れて優しく着地する感じですが、新型SDは強めに出てギュッと止まる感じです。
全くインプレになっていないかもしれませんが、当方の素直な感想でお使い頂いている方には理解していただけると思います。
形状は敢えて現行とは一線を画したもので、刃の出方やソールに至るまで差別化を図っています。
お好みやフィッティングの結果次第で選択可能となります。
ただし、新型のフィッティングによるオーダーは来年度以降となりますのでご了承ください。

 個人的には現行の造形が大好きなので、正直なところ新型の形状には違和感がありましたが実際に芝からの使用でラフからの抜け具合や現行とは違ったスピンの入り方など、これはこれで非常に使い勝手が良く、自分ならもう少し刃を下げて、ソール幅を・・などなど、来年度以降のカスタムが非常に楽しみな商材となりました。
材質・溝なども現行とは異なった仕様になります。

新型のコードネームはT168、TOCHIGIのTに栃木と言えば日光いろは坂、48文字の冒頭を語源としています。
初めての純栃木産ウェッジ、代表の想いが込められています。
実はT326、(ミツル、須田代表のお名前です)になるのかなと想像していましたが・・
栃木の鍛造を栃木の職人が研磨して純粋な栃木産ウェッジとして世界に羽ばたいて欲しいものです。

 実は既にアン・ソンジュプロによって海を渡っていましたっけ??
アン・ソンジュプロと言えば今年度からこのMODART SDウェッジを使用されています。
あまり大きく扱われていませんが、今年度は驚愕のスタッツとなっています。
現時点での2017年との比較ですが・・
・リカバリー率   29位→3位
・サンドセーブ率  83位→1位

勿論、御本人の技術と努力の賜物ですがSDウェッジの貢献度も非常に大きいと思いますので、性能の高さは折り紙つきですね。
10月はMODART 須田代表によるフィッティング会を開催します。
既にご予約いただいた皆様には新型のお披露目も出来ると思いますのでお楽しみにお待ちください。 

何十年振りかのショートコースは本当に楽しかったです。
MODARTとのコラボでショートコースを利用したショートゲームコンペやレッスン・フィッティング会等の企画も上がったりと19番ホールならぬ7番ホールも楽しませていただき、やはり作り手の方とのお話は有意義で勉強になります。
ボッチでもよし、仲間とワイワイでもよし、ショートコースは気軽で魅力的ですね。
それにしてもウェッジは本当に奥が深く面白い道具です。 

そう言えば、先日の関西への帰省の際のお土産がありました。
姫路産です。
こちらも楽しみですね。

 
             

第三十二夜

2019/12/16 4:01 に element golf が投稿   [ 2019/12/16 4:42 に更新しました ]




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第三十六夜 2019/05/28


 

良いアイアン

「良いアイアン、ありますか?」 本当に良く聞かれます。

良いアイアンを定義付けるのは難しいものでして・・
顔が良い、打感が良い、バックフェイスが格好いい、など様々な要素があって且つその感じ方も人それぞれです。
易しい、と言うキャッチコピーも使う方によっては易しくも難しくもなりますし(後日の御題とさせてください)、目指す所によってもその選択は変わって来ると思います。

 「いやいや、そうじゃなくてロフト・ライ角や重量誤差の少ないような・・」
こちらも本当によく聞かれます。
メーカーによってはこの誤差に開きがあるのは事実なのですが、ロフト・ライ角は曲げれば揃いますし、重量は重い軽いはさて置き、削れば揃いますのでアイアンに関して当方はあまり気にしていません。
ですが、重量についてはそれによって制約が付いてきますから、ネック内での調整を行わない事を前提に調整代を確保出来得ると言う意味で重いに越したことはありません。
理想的には重量を指定してベタから削れるのであればそれがベストです。
ロフト・ライ角についてはシャフトを真っ直ぐ装着すれば狙った角度にほらピッタリ!と行けば楽なのですが、そこは工業製品ですから滅多にお目に掛かれるものではありません。
それでも稀にこういったケースに遭遇します。 

  
接着、フェルール研磨後のアングル調整の為にまずは現状の各所アングルを測るのですが、#5~9番まで見事にロフト・ライ角が揃っています。
中々お目に掛かれませんが、
PWまで揃っていようもんならこれはもう野球で例えるなら「ノーノー」くらいの偉業だと思うのです。
ドキドキしながら最後のPWの測定を行いましたが残念ながら・・・

 いつもこのような結果にはなりません。
??と言った結果になることもあります。
それでも真っ直ぐにシャフトを挿入すればある程度の精度が保たれているのは素晴らしいことで、企業努力の賜物でしょう。
しかしながら真っ直ぐに入れて、挿入後に正確に測る事ができなければそもそもそのヘッドの精度が良いも悪いも無い訳です。
~のメーカーは精度が良いので調整しなくても大丈夫!とは良く聞く話ですが、程度の差こそあれ在り得ない話です。

 話がそれましたが良いアイアンのお題に戻ります。
前述の理由から中々難しいお話なのですが、作業をする側の立場から、というよりは当店店主がどうしても一番気になるのはFP値(フェイスプログレッション)でしょうか・・

 アイアンはウッドやパターと違い、数本のセットで使用されます。
つまりどの番手を構えてもそこに違和感があると非常に使い辛い訳です。
形状やシャフトの挿入方向が揃っていない等はお話になりませんが、皆さんが出っ歯だグースだ、刃が下がっている出ているなど色々な表現をされますがこのFP値が綺麗に流れていないとどうにも統一感のないアイアンセットになってしまいます。
あまり気にならない方もおられるようですが、店主はどうしてもそこに目が行ってしまいます。
日米欧で主にスタンスとボールポジションに依りここの考え方は変わって来ますが、それでも凸凹しているようでは目も当てられません。


当店にも試打クラブが沢山ありますが、恥ずかしながら資金力とスペースの問題でアイアンに関しては殆どが7番の単品です。
単品での試打で好結果を得たもののいざセットで組み上げるとこの
FP値が綺麗に流れていないことがあります。
得てしてこのようなヘッドは重量管理も疎かな傾向にあると感じます。
この数値はロフト変化と密接な関係にあり、ロフトが動くとこちらも動きます。
変化量は1度で0.5mmにも満たないのですが、0.5度のロフト変化ではピンと来られない方でも1度ロフトを動かすと殆どの方の視覚に訴えてくるレベルで刃の出方が変わります。
調整前にバラバラでもロフトを整えればそれなりにFP値もある程度は整うこともあるのですが、全てがそう上手くいかないのが現状です。
結局は製造時の過程と言いますか工程の順番の影響が大きいのでしょうか。
そもそもロフト管理を甘く見ているのでしょうか。
 


先日、
48度~2度刻みで展開しているメーカーのウェッジを拝見しましたが、各ロフトでFP値がバラバラ、視覚的にもグースあり出っ歯ありとバリエーションに富んでいます。
規則性のあるバラツキですので恐らくは50度と56度の2種類の金型をベースにただロフトを曲げただけでFP/バウンスの調整を行うことなく製品化しているのでしょう。
ある店にその58度の試打ヘッドが準備されていたとします。
試打の結果、気に入られて普段使っている56度をオーダーしようものなら予想だにしない刃の下がったウェッジが納品されることになります。
そしてロフトの変化はバウンス角とも密接ですので、グースネックのローバウンスウェッジの出来上がりです。
ただし、これらを逆手にとっての調整は有意義であることを加えさせていただきます。


ロフトを整えた結果
FP値が上手く流れない場合の対処法はあります。
ある意味、スクラップ&ビルドのような作業になりますから当然ながら素材や製法(構造)を選びますので、出来ない物は出来ません。
こちらも次回以降のお題とさせていただきます。
お題ばかりが増えて溜まって困ったもんです。
家族とのレジャー案を次々と提起するのですが、殆どが行けずじまいで愛想を尽かされたお父さんのような気分です。

視覚に訴えてくる見栄え、使い勝手、打感など様々な要因がプレイヤーの購買意欲を掻き立てます。
あまりにも酷いものは論外ですが、使いたい!と思っていただいた商材を精一杯整えて御提供するのが我々の仕事ですので何なりとご相談下されば幸いです。

 最後に、FP値について色々と述べてきましたが最優先されるべきはロフトです。
クラブ本来の用途を満たす上での影響を考えた場合、やはりロフトが整っている事の方が重要ですので誤解なさらぬようお願い申し上げます。
 

そう言えばもう一点、同じくらい気になる箇所がありました。
ネックの長さです。 

 
こちらも性能面での影響が非常に大きいと考えますので、ついつい気にしてしまいます。

そもそも凸凹では美しくありません。
メーカーによってはショートアイアンのネックを敢えて長く設定しているところもありますが、主に重量調整による不揃いが殆どです。
面白い物で、不揃いが顕著なヘッドほど何故か重量差に均一感が無いと言う摩訶不思議な現象も見受けられます。
この程度で揃っていれば作業側のテンションも非常に上がりますね。 

  
ゴルフシーズン突入です。
各所で大きな競技も始まっており、ご来場される方々の目つきも少し厳しくなってきたかと感じています。
今シーズンも残りわずか、精一杯楽しんでいただき、その後来シーズンに向けてのアイアンを検討されておられる方への参考になれば幸いです。

第三十一夜

2019/12/16 3:59 に element golf が投稿   [ 2019/12/16 4:43 に更新しました ]




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はかる、と言うこと

測る、計る、図る、量る、諮る。
すべて同じ読みですが、それぞれ少しずつ意味合いと用途が違います。
当店ではおそらくこのすべての「はかる」を毎日どこかの作業で行っています。
ちなみに「謀る」は使いませんし、売っていません。

当店には様々な、はかる為の機器・機材があります。

  

  

   

  

    

  

  


これは分かりますか?




様々な「はかる」機器はありますが、やはり肝になるのはこれです。




毎度の意見で恐縮なのですがゴルフクラブが複数本を駆使する道具である以上、また飛距離に最も直結するパートを考える上で一番大切なのはロフトなのです。

当店でウッドをご検討いただく際には原則、いまお使いのクラブのスペックを測定させていただくところからスタートします。
特にドライバーのロフトは中々の曲者でして、御自身が長年信じていたロフトとは大きくかけ離れていた事実が判明したりします。
ヘッドに表示されている数字ではなく、実際のリアルなロフトを確認してのちにパーツの選定に移らなければなりません。
勿論、組み合わせるシャフトやヘッド固有の特性などでダイナミックなロフトは変わってきますが、そこは充分に予測可能な部分だと考えています。
大事なのは現状のロフトとシャフトでの弾道を把握して、新調するクラブへの作業に活かさなければならないということです。

くれぐれも、「今は10.5度だからそれでいいよ!」とは仰らないでください。
そのクラブが実際は12度で且つ丁度良い高さで飛んでいたのであれば、当店基準のリアルな10.5度ではどんな打ち方をしても更にはどのようなシャフトを入れても間違いなく今まで以上の飛距離は望めないでしょう。
随分と長尺にして尚且つ上手にコンタクト出来るなら例外もありますが。

最近はナショナルメーカー、パーツメーカー問わず、「物凄く飛ぶ! 物凄く球が上がる!」ウッドがわんさかと発売されています。
でも不思議な事に特にFWに関しては、ユーザーの意見は見事なまでに両極端です。
理由は簡単で、と言いますか様々なのですが例えば昔からツアーで人気の良く飛ぶヘッドは大概がロフトが立っているものが多いのです。
H/Sが早く、コンタクトが上手で3W15度というロフトで余裕を持って高さと飛距離を出せる方々には魔法のクラブになってしまいます。
それを手にしたアベレージの方々の結果は語るまでもないでしょう。

最近の飛ばしのキーワードであるロースピン、これは相乗効果をもたらす打ち出し角とのコラボが必要不可欠です。
ツアー使用率が高く人気の3W/5Wをシュリンクが被った新品のまま持参され、リシャフト作業を依頼される事が多々あります。
一番最初の作業の際、少し前にプロが使用している同じものを計測したことがあり、ロフトはほぼ表示通りでしたから安心していたのですが、持参されたヘッドのロフトは17度と19度でした。
その後の同じ作業に於いても同じ傾向でしたので、意図的なものなのでしょう。
ネックを曲げれる造りなので、プロは調整して使っているようです。
所謂、ロースピンの浅重心ですからアベレージの方々にはこのロフトで楽に球を上げて飛距離を稼げるクラブなのかもしれません。
逆に表示通りのロフトであれば球がお辞儀をしてしまうことになるはずです。
良くマーケットを調査しているクラブ造りだと思います。(嫌味ではなく・・)
でもある程度の以上のH/Sの方々にとってはいくらロースピンだと言っても前に行かない弾道になってしまうでしょう。

例えばすべての良く飛ぶヘッドのロフトを揃えて、同じシャフトでテストをした場合、その評価はまた違う事になるのではと考えます。
ある人は飛ぶ、またある人は飛ばない、上がる、上がらない、万人にとって飛ぶヘッドは無いのでしょうし、使用される方の技量とヘッドの特性を睨んだロフト選びは凄く大事な事だと思うのです。

ナショナルメーカーも重い腰を上げて、よりいっそう一般ゴルファーが恩恵を授かれるクラブ造りを始めたような気がします。
パーツメーカーも負けじと創意工夫を凝らして、両者の競争がより良いクラブを生み出す事に期待せざるを得ません。
しっかりと特性を見極めて、最適なロフトのクラブを提供するのは我々ゴルフ屋にとって大切なことですし、そこに存在意義があると信じたいものです。


Ooops!  3W13.2 deg

第三十夜

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無題

東日本大震災より7年が経過しました。

月日を追うごとに風化してしまうのは仕方のない事なのですが、せめて年に一度、311日には是非とも被災地の現況や復興の進捗などに気を留めていただければと思います。

復興庁HP
 http://www.reconstruction.go.jp/topics/main-cat1/sub-cat1-1/20131029113414.html 

宮城県HP
 http://www.pref.miyagi.jp/site/ej-earthquake/ 

ふくしま復興ステーション
 https://www.pref.fukushima.lg.jp/site/portal/list281-897.html 

岩手県HP
 http://www.pref.iwate.jp/shinsaifukkou/index.html 

色々なご意見はあるかと思うのですが、着実に復興は進んでいます。
まだまだ、もっともっと、いつまで?、ですが携わっておられる全ての方々に敬意を表しつつ、毎年ほんの少しですが触れて行きたいと考えています。



神田祭りですねー。
旅行は終わったのかな・・

2018311

第二十九夜

2019/12/16 3:56 に element golf が投稿   [ 2019/12/16 4:44 に更新しました ]




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2017年 振り返り

2017年もあっと言う間に過ぎ去ろうとしています。
本日、今年最後の納品を無事に終えて後に一息つきがてら、2017年を振り返っています。

今年もおかげさまで沢山の方にご来場いただきまして誠に有り難うございました。
色々な方のお顔を思い浮かべながら、それぞれにご提供させていただいたクラブの記憶を辿るのは毎年最終日の恒例行事となってしまいました。
もう少しああすれば、こうすれば・・等と考えてしまうのは、やはり未熟な部分が多々在るからで、早くこういった懸念を払拭できる、穏やかな年末を迎えたいものです。
それでも、「良かったよ!」「次は~だね!」などとご報告いただければ素直に嬉しいものでして、ますます技量を上げて御満足いただけるクラブを提供させていただけるよう頑張らないと、とモチベーションを上げていくのもこの年末です。

毎年色々な事が起こってそれぞれに印象深い1年になるのですが、大局的な視点ではやはり大手メーカーブランドの躍進でしょうか。
特にウッド系は競技に出ればその使用率の高さで驚かされたものですね。
ここで我々のようなゴルフ工房の存在意義が問われる訳ですが、そう言う意味合いでこの躍進は非常に印象深い事になったのです。
安い&良いのであれば、わざわざ高額な地クラブやシャフトに大枚を叩かなくても良いのではないか?
これらはゴルフ工房の存在意義だけではなく、コンポーネントクラブメーカー(地クラブと呼ばれていますね)の存在意義ともリンクするはずです。
ちょっと話が長くなりそうなので、来年のお題目とさせていただきます、申し訳ございません。

そして局所的なところでは、当店に関する出来事ですが新たに取引がはじまった2メーカー、EDEL と MODART に尽きると思います。
パターとウェッジ、偶然にもショートゲームに主体を置いたポジションで当店では主に展開していますが、共通する部分としてフィッティング在りきでの御提供があります。
両メーカー共にフィッティングを通じて、眼から鱗の発見や勉強させられる部分が非常に多く、都度驚きの連続です。
回数を重ねるごとに、ご来場いただく方の癖やスタイルなどからアドバイスさせていただく智恵の幅が広がったのではないかと確信しています。
このように新たなメーカーの取り扱いが売上だけではなく知識の向上に役立つこともある、という嬉しい出来事でした。

因みに、MODARTの須田代表は今年度の日本ピッチ&パット大会で見事優勝されました。
何と日本代表で世界大会に進出です。
詳しくはこちらで( https://www.facebook.com/Modart.jp/ 

日本では非常にマイナーで聞き慣れない大会ですが、こちら、ショートゲームに特化した競技で非常に面白そうです、いえ面白いでしょう!
R&Aの傘下であるIPPA( http://www.ippa.cloud/ )の日本での協会がJPPA( https://www.ippa-japan.com/ )となります。

現在は関東でのみ開催されていますから、本当に認知度は低いのですがいずれは全国での開催を期待しつつ、来年は色々とご協力出来ればと考えています。

相変わらず纏まりのない文章で脱線してしまい申し訳ございません。
さて、今年のゴルフライフは皆様方にとってどのような1年だったのでしょうか。
皆様は勿論、店主も来年の課題を理解しつつ、新しい年を迎えられるのだと思います。
どうぞ新しい年が皆様にとって素晴らしい一年になりますよう切に願っております。

それでは本年最後の納品の御紹介をもって2017年を締め括らせていただきたいと思います。
今年も一年、本当に有り難うございました。

20171229




Mystery CF-445 Tour LIMITED×FSP MK-7 Prototype×Lamkin Utx

 


EPON AF-705×MCI BLACK×EPON ES GRIP

 




第二十八夜

2019/12/16 3:55 に element golf が投稿   [ 2019/12/16 4:44 に更新しました ]




第一夜        2012/03/27

第二夜                 03/30

第三夜                 04/02

第四夜                 04/16

第五夜                 04/19

第六夜                 05/05

第七夜                 05/27

第八夜                 06/16

第九夜                 06/20

第十夜                 08/17

第十一夜             10/29

第十二夜             12/17

第十三夜     2013/02/27

第十四夜              08/15

第十五夜              12/31

第十六夜     2014/03/11

第十七夜              09/21

第十八夜     2015/03/11

第十九夜              06/15

第二十夜     2016/01/07

第二十一夜          03/11

第二十二夜          05/08

第二十三夜          12/29

第二十四夜 2017/03/16

第二十五夜          05/25

第二十六夜          08/07

第二十七夜          08/13

第二十八夜          12/01

第二十九夜          12/30

第三十夜     2018/03/13

第三十一夜          05/01

第三十二夜          09/29

第三十三夜          10/04

第三十四夜          11/16

第三十五夜          12/30

第三十六夜 2019/05/28


He is very curious

開店当初からのお客様。
先日、オーダークラブの受け取りにご来場いただいた際の出来ごとです。

「有り難うございました!」
「こちらこそお待たせしてしまい申し訳ございません、有り難うございました」
「ところで、ひとつ作って戴きたいクラブがあるのですが・・」
「はい」
「練習用に物凄く長いアイアンが欲しいのですが、どう思われますか?」
「物凄く長いアイアン・・」
「はい、動画であるプロの練習風景を見たのですが、物凄く長いアイアンを使っていたもので」
「具体的にどれぐらいの長さですか?」
「恐らく、ウッド並みの長さだと思います」
40インチほどですか?」
「いえ、ドライバーくらいだと思います」
「・・・」
「素振り用ですね?」
「いえ、打ってました ()
「打つのですか!?」
「はい、できれば」
「むずかしいでしょうか・・(作製が)」
「・・少し考えてみます」
「どう思いますか?(練習効果はあると思いますか?」」
「全くわかりませんが、面白そうだし、こういうのは嫌いではないのでやりますか!」

と、好奇心旺盛な若者とこれまた好奇心旺盛なおっさんが意気投合してしまいました。

「ヘッドはどうされますか? なるべく軽い物が望ましいのですが」
「使っていない3Iのヘッドがありますから、それで大丈夫ですか?」
「どこのメーカーですか?」
T社です」
「ああ、随分軽いので打って付けですね、それでも重いでしょうが」
「では、それで!」
「問題はシャフトですね・・」
「やはりカーボンですか?」
「でも練習用でしかもお試し的なクラブですから、出来れば安価なスティールでいきたいですね」
「しかも、素振り用ならまだしも実際に打撃をするわけですから、折れ・抜けがあってはいけません」
「チップ径はできれば9mm以上で9.4mmがあればよし、長さも充分取れて軽くてスティールか・・・・・あっ!!」

という訳でシャフトはこちらに。


KBS TOUR HYBRID X (43inch 110g  Tip 9.4mm


お使いのアイアンにはMODUS SYSTEM3 S-Flex を使用中です。
もう少し軽いシャフトがあれば良かったのですが、店主の考える条件をクリア出来たのはこのシャフトでした。


ヘッドはこちら。

TITLEIST 710 CB #3


ヘッド重量はこのままでは使えないので(出来るだけ長くとのご要望)、軽量化を施しました。
内から外から、とにかくどんどん落としていきます。
結果、約10gほど軽量化に至りました。
もう少し軽くしたかったのでネックをカットしようかとも考えましたが、相当に負荷が掛かることが予想されますので接着寸による強度不足も怖いので断念した次第です。
様子を見ながらの切削でしたので、少し不格好になりましたが軽く流していただければと思います。(申し訳御座いませんでした)

さて、具材も揃いましたので組み付けに掛かりますが、ここはやはり拘って実際に地面から打てるクラブに仕上げないといけません。

長さは43インチに決め打ちします。
極端に長くなったことで圧倒的な振り重さと言いましょうか、振りずらさが発生しますのでシャフト重量と長さから鑑みるとB~Cバランス程度で充分なのですが、今回は限定的な具材と出来るだけ長くがテーマですから、頑張ってEバランスで振っていただきましょう。
そのそも早く振る為の練習器具ではないので、ここは譲歩しても良い部分だと考えます。
そしてきっちりとヒット出来た際のご褒美、ヘッドの美味しい部分に当たる、真っ直ぐ飛ぶ、と言った見返りを得るための大きな障害はライ角の問題です。

710 CBのカタログ値でのライ角は60度ですが、接着後のライ角は約61度でした。
43インチで組む場合、理論値で56度程度に持っていきたいところですが・・・
この手のヘッドの場合、通常の持込み作業に於いて破損は免責でお願いしています。
滅多にないのですが、クラックや割れは1度以下の調整でも発生してしまうこともありますし、5度程度曲げても大丈夫な場合もあります。(ネックの製法・穴の偏芯などによる)
外観的なところでは1度以上でメッキに皺が出てきますが(メッキ硬度、仕上げ方法による)、今回はイレギュラーな作業ですから破損のみを避けての作業になります。

様子を見ながらこちらも思い切りよく曲げて行きます。
感覚的な部分で説明し辛いのですが、「そろそろ来るかな・・」といった一歩手前までで作業を終える勇気も必要な気がします。

そして全ての作業を終えて完成したクラブがこちら。

ロフト

ライ角

FP

バウンス

重心角

CF

振動数

バランス

長さ

重量

21.0

56.5

2.6 mm

S 2.5

13.9 

2.44 kg

265 cpm

E 6.3

43 inch

388.0 g

※グリップはパーフェクトプロ Xラインラバー M60X 下巻き2


左が通常の3番アイアンです


ライ角はもう少し、といったところですがこの長さと結構柔らかいシャフトですから、たっぷりと<垂れる>のでこれで良しとしましょう。
それにしても、こうやって数値を見ただけでも振りにくいのが分かるレベルです。

このクラブが果たしてどのような効果があって、実際に恩恵をもたらすのかは分かりませんが“やってみる”好奇心は何事に於いても大事なのだと思います。
仮に結果が出なくても、それはそれで大事な事を教えてくれるはずです。

楽しい作業でしたね。
このような機会を多々与えていただける当店のお客様にはいつも感謝の気持ちで一杯です。
勉強にもなりますし・・
しかしながら、このような練習器具をお勧めしている訳ではないので誤解なきよう。
早く振ろうとすれば怪我の恐れもあります。
でも、効果絶大ならお勧めするかも知れません、多分。

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